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「SEX and the CITY」には、日常で使える便利フレーズが盛り沢山！ 4人の会話を楽しみながら、ニューヨーカーから生きた英語を学びましょう！今回は"SATC"フリークのGlenさんがナビゲートします。
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「私、終わってる」、「仕方ないじゃん」
がんばることを諦めたときによく使います。日本語の「しょうがない」っぽい意味。目的とかゴールが、努力する価値も無かったり、誰もそこまで協力しなかったりするときにもよく使われます。ミランダが自分のことをこんな風に言ったのは、すっごい疲れてるうえに妊娠してて、しかも遊びにいけない（つまり"女"として「終わってる」と思ってる）からです。
例えば・・・
The video store is a lost cause. It has never made a profit.
そのビデオ店は失敗に終わったね。もうかったことないもんね。
Sharlene is a lost cause,
you'll never convince her to donate money to charity.
シャーリーンは見込み無いって、彼女に寄付させようったってムダムダ。
さて、ストーリーの中ではこんな使われ方をしているよ！ |
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サマンサ |
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Who's on the phone?
 誰からの電話？ |
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シャーロット |
キャリー |
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All of us, it's the future!
わたしたち全員よ。 |
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Why are you calling so late?
なんでこんな遅くに電話かけてくるのよ？ |
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ミランダ |
キャリー |
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It's 7:30. Were you asleep?
今7:30よ、まさか寝てた？ |
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I'm pregnant. I'm spending my last months of freedom in bed.
妊婦は眠いのよ。一人でベッドで過ごしたっていいじゃない。 |
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ミランダ |
サマンサ |
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Don't spend them alone in bed.
どうせなら男と過ごしなさいよ。 |
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I'm a lost cause. Go on without me. Save yourselves!
いいのよ、私はもう終わってるの。私抜きで行ってよ、楽しんでくれば。 |
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ミランダ |
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ここで４人は電話でチャットをしているんだ。キャリーとサマンサがノリノリで遊びに行こうと他の二人を誘ってる。でも妊娠中のミランダはあんまり乗り気がしないんだね。妊娠しておなかが大きくなって、ちょっとふっくらしてきた自分に自信が持てない。
だから、自分のことを "I'm a lost cause"（自分、終わってる〓）なんて言うんだ。こんな風に「もうおしまい」って時に使うけど、似たようなニュアンスを持つほかの言い方もあるから、チェック！
Stop wasting your time on Sharlene, you'll never convince her to donate money to charity.
シャーリーンにそんなに時間取って無駄だよ、どんなに頑張っても彼女は寄付なんかしないって。
Don't bother buying that video store. It has never made a profit.
あのビデオ店を買収しようとかで悩むなよ。儲からないって。
Why doesn't that little boutique just give up? Fighting against the GAP is hopeless.
あの小さなブティックもただ諦めればいいのにな。ＧＡＰに勝とうなんて望み薄だよ。 |
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 Season4のエピソード14"All That Glitters"(恋愛のオモテとウラ)で彼女たちは全員"トレード"にダンスしに行くんだ。"トレード"ってのはめちゃ盛り上がってるゲイクラブ。そこでキャリーはオリバーっていう靴の卸売り業者でゴージャスなゲイと出会うんだ。キャリーがそんなとこに行ってるとき、エイダンは家でTVを見ながらケンタッキーを食べてる。キャリーはオリバーといる自分と、エイダンといる自分をよーく考えながら、自分の独身生活とエイダンとの生活を比べちゃうんだ。
"トレード"では、ミランダが偶然仕事の同僚と出会う。ミランダは彼がゲイだって知らなかったから、彼に自分が妊娠してることを教えるんだ。だけどアンラッキーなことに、彼は職場の人にミランダが妊娠してることつ一言っちゃって、ミランダはうっかり彼がゲイだってことを表沙汰にしちゃうんだよね。
このエピソードはめちゃくちゃ楽しめるよ。特にゲイの男性たちが出てくるシーンはキュートだし、彼らゲイとエイダンのコントラストが妙に面白い。もっとも感動しちゃうところは、その日の終わりにキャリーが、チキンを食べ過ぎたから苦しいおなかを擦ってよと頼む方の男性を選ぶところ。自分のゴージャスなシングルライフよりも、そうした日常の安らぎを求めたってことかな。
今回のエピソードのタイトルってすべてをうまくまとめていると思う。"All that Glitters..."には"is not gold"っていう結びが隠されているんだけど、意味は「輝くものすべてが金（ゴールド）じゃない」ってこと。つまり、人ってやっぱり無いものねだりしちゃって、あとになってその望んでたものが期待してたほどじゃないってことに気付くよね。いつもとは言えないけど、今自分が持っているもの・自分にあるものが一番良いんだよね、それ以上を探す必要って結局はムダなのかもしれない。 |
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Text&監修: GABAマンツーマン英会話 |
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